
転職面接をどう対策するか悩みどころですよね。。。
この記事では、
知っているとスムーズに進む転職面接の基本
をお話ししていきます。
何事も基本が大事ですから、
参考になれば嬉しいです。
この記事の流れはこちら
転職面接の基本は「面接の全体像」をつかんでおくことが大切
面接はどんな人でも緊張します。どれだけ能力がある人でも、どれだけ経験を積んだ人でもそれは同じ。自分の将来が懸かっている場面で、全く動じないわけがありません。
とくに第二新卒の転職面接は、なかなかハードルが高いものです。
自分の経験やスキルに不安を抱えている人もいるでしょうし、転職面接がはじめての人もいますよね。
そんな転職面接をスムーズに進めるには、前もって基本的な「面接の全体像」をつかんでおくことが大切です。
そうすれば、どんな場面に遭遇しても慌てず落ち着いて対処できます。
これからお話する5つのポイントを押さえておくと、面接に対する基本的な姿勢や、考え方が身につくはずです。自分がアピールしたいことや、自分の力を最大限に伝えるためにも、「面接の全体像」をしっかり把握しましょうね。
転職面接の基本その1:応募書類では伝わらない自分を等身大で!

まず最初に採用試験について、基本的な考え方をもう一度おさらいしてみましょう。
採用試験は、求人企業と応募者がそれぞれ持っている「情報」「思い」を交換し合った結果、それぞれの気持ちが合致したとき、採用・入社となります。
書類選考は、文字や文章の表現を通して求人企業とコミュニケーションを行うこと。
それに対して面接は、話すことや表情などの表現を通して求人企業とコミュニケーションをする場です。
採用試験は「選考」が目的ですが、大事なのは相手とコミュニケーションをとって、お互いの情報や思いを理解すること。用意されたようなセリフを披露したり、マニュアル通りの答えを発表する場ではないことを改めて心に留めましょう。
応募書類だけでは伝えられない「自分の特徴・強み」を積極的に話すようにしましょう。
また、面接まで進んでいるなら書類選考は通過済みですよね。
ここで重要なのが、書類選考で応募企業に与えたイメージと実際の人物像にギャップがないかのチェックです。
ギャップがありすぎると良い結果に結びつかない可能性が高いので、注意しましょう。自分の書類をよく読み返して、採用担当者がどんなイメージを抱くか連想してみることをおすすめします。
いずれにしても、面接でテクニックに頼りすぎるのはNG。
本来の自分とかけ離れた演出をするのではなくて、等身大の自分を伝える姿勢が大切です。
転職面接の基本その2:面接から内定まではスピーディーを心がける!

転職面接を受けてからの基本的な流れは次の通りです。
- エントリー・書類提出
- 面接日が決定
- 面接(一次面接・筆記試験)
- 面接(二次面接・役員面接)
- 内定
ポイントは、新卒の採用試験とは違って進むテンポが早いことです。面接日の調整は「スピーディーな対応」を心がけましょう。エントリーしたら、いつでも面接日の調整ができるように自分の仕事やスケジュールを管理しておくことが大切。
また、面接終了後に「連絡は1週間以内にします」と言われても、だいぶ早く連絡が来ることもあるので、いつでも連絡を受けられる状態にしておきましょうね。
転職面接の基本その3:面接は1次と2次で見られるポイントが違う!

転職面接は、一次面接と二次面接の2回に渡り行われることが多いです。
最終面接は役員面接とも言いますね。
では、一次面接と二次面接で何が違うのかというと「面接官」と「見られるポイント」が異なります。一次面接では、人事担当社員や現場の責任者が面接官をつとめるのが一般的。
- 実際に仕事現場で通用する人物像か
- 知識や技術に不足はないか
- 業務にすぐ対応できるだけの能力があるのか
などをチェックしているんです。
実際に配属される部署の責任者が気になるのは、「一緒に働いていく仲間としてふさわしいのか?」というところ。仕事内容によりますが、仲間の輪を乱すような人材は敬遠されやすい傾向にあります。
二次面接(最終面接)では、役員や社長が面接官を務めるのが一般的です。
- 社風に合った人物か
- 会社としてこの応募者をどう活かせるか
- 今後長く貢献できる人物か
などを総合的にチェックしています。
また、新卒の面接とは違って「集団面接」が行われることは少ないのも特徴。応募者ひとりに30分前後をかけて、面接官も1人〜2人でじっくりと話を聞くスタイルが一般的です。
転職面接の基本その4:面接と共に筆記試験や適性検査があることも!

応募企業よりますが、面接時に筆記試験が行われることもあります。新卒の試験のような「一般常識」だけではなく、募集した業務内容の理解や知識を測るために行うのが目的です。
あなたが応募する業界によって、筆記試験内容は変わってきますが
- 業務を行なうための基礎的な能力
- 業務に必要な知識
- 業務で行なう実技
- 業界の知識
- 一般的常識
- 適性検査
などをテストされる可能性があります。
そのため、応募職種・業界の「知識や能力」を高めることは日頃から行っておきましょう。適性検査に関しては、自分に正直に答えることが大事です。
筆記試験の内容は、面接時にも質問されることがあります。どんな試験内容だったか、どう答えたか、ポイントを押さえておくことも大切ですね。
転職面接の基本その5:面接で使われる評価シートについて知っておく!

面接の最中に、面接官がなにかをメモしているのを見たことはありませんか?
大抵の企業は「評価表」というシートを用意しています。面接官はこれを使って、応募者の評価をメモして残すのが一般的です。どんな項目をチェックしているかは企業によって異なりますが、大抵は次のようなものだと思ってください。
- 第一印象
- 態度
- 一般常識
- 積極性
- 協調性
- 責任感
- 誠実性
- 計画性
- 総合評価
これらを5段階評価にしたり、10段階評価にして、それぞれに備考欄を設けてあったりもします。
しかし、これらの項目をすべて頭に入れるおこうとする必要はありません。すべてパーフェクトを目指したからといって、合格が保証されるわけではないのであくまで参考程度に意識すべき。
項目内容をサラッと心の留めて、面接官とのコミュニケーションに集中しましょう。
面接官が、シートになにかを書き込んでいるとしたら「評価表を使って、しっかり判断してくれている」と考えるとよいですね。
転職面接を成功させるための2つのポイント

「転職面接の基本の考え方」をお話してきましたが、いかがでしたか?
基本はもちろん大事ですが、転職面接を成功させるには入念な面接対策も欠かせません。
とくに、「応募企業はどんな人材を求めているのか」「どんな求人背景があって人材を採用しようとしているのか」この2つのポイントを知って面接に臨めるかが、面接をスムーズにこなす分かれ目と言えます。
相手のニーズをしっかり把握していれば、それだけ的確な回答が出来ますし、「この人を採用したらプラスになるかもしれない」と面接官に好印象を持ってもらいやすくなるのです。
応募企業が求める人材像や求人背景を知るには、企業研究が欠かせませんが、実は、もっと手っ取り早くそれを知る方法があります。
それは、転職エージェントを上手く活用して転職面接に臨むことです。
転職エージェントで求人紹介をしてもらえば、担当のキャリアアドバイザーに、
- 応募企業が求める人材像
- 求人背景
- 職場の雰囲気や上司の人柄
などを教えてもらうことができます。
本来はなかなか知ることが出来ない情報を、転職エージェントを通せば前もって知ることができるのです。
もちろん、担当のキャリアアドバイザーの質にもよりますが、第二新卒転職を成功させるためには、転職エージェントを上手く活用することをおすすめしたいです。
以下の記事では、第二新卒や20代の転職に強い転職エージェントをまとめています。併せて参考にしてくださいね。

転職を成功させるには、20代に強いエージェントサービスを使うことが大切です。
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