
「経理にキャリアチェンジしたい…」
でも、どう転職を進めていいのか悩みますよね。
この記事では
「第二新卒で経理職にキャリアチェンジするコツ」
についてお話しします。
この記事の流れはこちら
経理職に第二新卒転職するとき大切なこと
新卒入社した会社で配属されなかった
興味がある経理がやってみたい
あなたも、こんな理由で第二新卒として経理職に転職したいと考えているのではないでしょうか?
もしくは、「経理職に就いているけど、社風や人間関係が原因で職場を変えたい…」という場合もあるかもしれません。
いずれにしても、第二新卒で経理に転職を成功させるにはどうしたらいいのか、不安ですよね。
- 簿記検定は取らないとマズイかな?
- そもそも経理に向いているのかな?
この辺も気になるはずです。
しかし、結論から言うと第二新卒転職は「応募企業が第二新卒転職者に何を期待しているか」を知って、そこに対して上手くアピールできれば、内定に近づくことはできます。
ということで、第二新卒で経理に転職するコツをお伝えしていきますね。
「経理職向きの人」とは?企業が求める第二新卒者になることが先決

経理職は、「向き不向き」が出やすい職種。そのため、適性の有無を判断基準にする企業も多いです。
経理職にはどんな人が向いているかというと、
- 集中力がある
- 几帳面な性格
- 忠誠心が強い
- 効率良い行動ができる
- デスクワークが苦にならない
この辺が挙げられますね。
経理はお金を扱う仕事なので、ゼロの数をひとつでも間違えれば、会社に大きな損害をあたえかねません。
そのため、集中力や几帳面な性格は経理に向いていると思われることが多いです。
また、会社の経済状況を把握できる仕事なので、会社を少しでもよくしたいと考える忠誠心や効率的な行動も評価されます。
この辺が「経理に適性がある」ポイントではあるのですが、、、
実は第二新卒の転職では、必ずしもこれらを満たしていないとダメというわけではないことを頭に入れておいてください。
それはなぜかというと、第二新卒転職では下記のような項目が採用でもっとも重視されることがデータで出ているからです。
- 入社意欲の高さ 41.5%
- 一緒に働ける人材か 36.5%
- 社内と合いそうな人材か 33.7%
参照元:マイナビ転職 中途採用状況調査2014年
これは、第二新卒者を採用した企業へのアンケート結果です。
もちろん、経理に対する適性も採否には関わってきますが、それ以上に
- 入社意欲や熱意の高さ
- 人物像の良さ・相性
を重視して採用活動が行われていることが分かります。
つまり、第二新卒で経理に転職するときは、ポテンシャルや意欲、人柄の良さを感じてもらうことがなによりも大切。
経理に向いているかを気にするよりも、
- どうして経理の仕事がしたいのか
- 自分はどういう人間か
この2つをしっかりアピールするのがおすすめです。
簿記検定は必要!?第二新卒で経理に採用されるためのマインド

ところで、経理に転職する場合「経理に役立つ資格を取ろう」と考える人はとても多いはずです。
経理の仕事は、
- 債務管理
- 固定資産管理
- 資金繰り
- 資産運用
- 決算
- 税務申告
- 小口現金
- 会計伝票記帳
。。。と様々なので、役立つ資格も幅広いですが、取得しておいて損がないのはやはり簿記検定ですね。
取得していれば優遇されるケースは多いですし、転職でもアピールできる資格です。
しかし、第二新卒転職で経理を目指す場合は、資格や技術に固執しすぎるのはおすすめできません。(もちろん、入社したい企業の求人票に「簿記検定2級必須」とあれば別です。)
簿記検定をゼロから勉強するとなると、高い評価を受けられる2級以上の取得には本気で勉強しても3〜4ヶ月は必要とされています。
仕事をしながらだと半年〜1年はかかるかもしれません。
20代の半年〜1年は本当に貴重な時間なので、もしもこれから資格取得を目指すのであれば、
勉強は独学ではじめておく
↓
その間に経理職に第二新卒転職をする
↓
経理職をしながら実務経験を積む
↓
そして必要であれば資格取得を目指す
という流れにしたほうが、早く経理の職務経験が積めるので賢い方法だと思います。
資格が必須でない限りは、資格はあくまでも補助的な要素でしかありません。
先ほどもお話したように、そもそも第二新卒者の採用は経理職でも、
- 入社意欲や熱意の高さ
- 人物像の良さ・相性
が重要視されます。
簿記の勉強をしていることや、入社して経理経験を積んでいきたいことを上手くアピールできれば、第二新卒転職は十分に可能です。
資格やスキルに囚われずに、転職活動をトライしていくことをおすすめします。
応募企業の細かい情報収集が経理職への第二新卒転職を有利にする

第二新卒転職では、
- 入社意欲や熱意の高さ
- 人物像の良さ・相性
がカギになると何度もお話していますが、これは応募する企業によって細かく変わってきますよね。
例えば、
こんな風に企業のニーズは様々です。
こうした細かい企業の情報を集めることが、実は第二新卒転職で周りと差をつけるコツなのです。
第二新卒は、経験やスキルで差がつきにくいので、どれだけ応募企業のことを知っているかで大きな差が生まれます。これだけは頭に入れておいてくださいね。
とはいえ、応募企業のニーズや本音は求人票やホームページをチェックしただけでは見えてこないですよね。
これをどうすればいいかというと、おすすめなのが転職支援サービスを活用して転職を進めることです。
転職支援サービスというのは、会員登録をすることで、
- 企業の内情や深い情報提供
- 希望に沿った求人紹介
- 書類や面接のアドバイス
- 応募企業とのやりとり
などをキャリアアドバイザーという担当者に無料でサポートしてもらえるサービスのことです。
キャリアアドバイザーは、応募企業の採用担当者と繋がっていて、企業訪問などをしているので、
- どんな理由で採用活動をしているか
- どんな人材を求めているのか
- なにが採否のポイントになるのか
- 上司の人柄や詳しい仕事内容
などを教えてもらうことができます。
応募企業が、第二新卒の経理というポジションにどんな人材を求めているかを事前に知ることは、先にお話したように周りと差をつけるチャンス。
積極的にキャリアアドバイザーに相談することをおすすめします。
第二新卒で経理に転職するときにおすすめの転職支援サービスは?
ちなみに、ぼくがおすすめしたいのは20代転職に強い転職支援サービスです。
とくに、マイナビが運営している「マイナビジョブ20’s」は、

24歳から29歳の20代転職者を専門的にサポートしているので、キャリアアドバイザーも20代専任、求人も第二新卒歓迎の求人ばかりを集めることができます。
マイナビ直系のサービスなので、キャリアアドバイザーも知識や経験が豊富で、応募企業の深い情報を教えてもらうことできます。
サービスの対象地域は、
- 関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
- 愛知
- 岐阜
- 三重
- 大阪
- 京都
- 兵庫
- 奈良
- 滋賀
となっていますから、上記のエリアで転職するなら真っ先に登録しておきたいエージェントです。
親切にアドバイスしてくれるので、安心して利用できますよ。
公式サイト:マイナビジョブ20’s
マイナビジョブ20’sの対応地域以外で転職するのであれば、リクルートが運営している「リクルートエージェント」を使いましょう。
業界最大手のサービスだけに、全国的に圧倒的な数の求人を揃えています。
20代や第二新卒向けの求人も見つかりやすいので、まずはここで情報を集めるのがおすすめです。
公式サイト:リクルートエージェント

転職を成功させるには、20代に強いエージェントサービスを使うことが大切です。
- 20代を求める企業が集まっているので転職しやすい
- 20代転職のコツを教えてもらえる
- 初転職、未経験職への転職にも対応してもらえる
こんなプラスがあるからです。
20代転職に強いエージェントを3社に絞ったので、チェックしてみてください。