
社会人1年目で退職するのは不安ですよね…
この記事では、
「退職するときこれだけは覚えておこう」
というポイントをお話しします。
参考になれば嬉しいです!
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社会人1年目の転職はそれなりにリスクがあることだけは知っておこう
ブラック企業だった…
社会人になって1年目、新卒入社した会社で頑張ってみたものの「退職」を考える人は少なからずいるはずです。
せっかく入社した会社とはいえ、どうしても耐えられない職場環境・仕事内容だとしたら、続けるのは難しいですよね。
退職して新たな職場を探したほうが、もしかすると上手くいくかもしれません。
しかし、社会人1年目で退職するというのは、それなりにリスクがあることを知っておく必要はあります。
退職してから、「やっぱり辞めるんじゃなかった。。。」と後悔しても、時は戻せませんよね。
- 社会人1年目で退職するリスク
- 退職するときに気をつけたいこと
- 今後の展望を考える
という3つのポイントを知っておけば、「退職⇒転職」を計画的に行えるはずです。
この記事では、そのあたりを分かりやすくまとめてみたので、社会人1年目で退職を考えているあなたに参考にしてもらえたらと思います。
社会人1年目で退職するリスクを考えておく

社会人1年目で退職するリスクとは、
- 転職先がなかなか見つからない可能性がある
- 「すぐに辞める人」というレッテルを貼られる可能性がある
- 金銭面で苦労する可能性がある
主にこの3つを考えておくべきです。
社会人経験が1年未満の転職となると、受け入れてくれる求人企業の数そのものが少ないという現実があります。
近年は、第二新卒者(一般的に社会人三年未満で転職する人を指す)の雇用が伸びているというデータはありますが、社会人経験1年未満となると話は少し違ってくるようです。
企業としては、中途採用枠で獲得する若い人材に対しては、「長く働いてもらいたい」「育てていきたい」という思いがあるので、やはり「すぐに辞めるかもしれない人」には不安を抱くのです。
もし社会人1年目で退職をするにしても、次の仕事探しでこのような現実があることだけは知っておきましょう。
また、社会人になってすぐに退職となると、次の転職先が決まらない場合は、金銭面で苦労する可能性が高くなります。
社会人経験をある程度積んでいれば、それなりに貯金や蓄えがあるかもしれませんが、社会人1年目ではなかなかそうもいきませんよね。
金銭面で困ると転職活動どころではなくなってしまうので、今のうちにしっかりと
- 月にどのくらい生活費がかかるのか
- どの程度までは貯金でやりくりできそうか
- この先大きな出費が予想されそうなことはないか
などを前もって計算しておきましょう。
また、次の章でお話する「雇用保険」「会社都合・自己都合どちらの退職か」というポイントも、金銭面を考える上で重要なのでしっかりチェックしてくださいね。
社会人1年目で退職したいときに気をつけること

社会人1年目で退職したいと考えているとき、知っておきたいのが「雇用保険」に関してのルールです。
以前は、失業保険と呼ばれていましたが、もしも退職後に転職先がなかなか決まらない…という場合は、雇用保険の「基本手当」(失業給付)が当面の生活費となります。
ハローワークで手続きをすることで受給できますが、受給には「給付条件」があるので注意が必要です。
基本手当を受給できる資格は、原則的には
「離職日以前の2年間で通算12ヶ月以上の被保険者期間がある」
ということが定められています。
つまり、社会人経験(正社員経験)が1年以上でないと、基本的には受給資格は満たしていないことになります。
また、「自己都合の退職」か「会社都合の退職」かで、基本手当の支給時期が変わってきてしまうことも頭に入れておく必要があります。
自己都合というのは、
- 「会社が自分に合わない」
- 「職場環境が悪くて辞めたい」
といった、自らの意思で退職をすることです。
それに対して会社都合というのは、
- 「会社が倒産した」
- 「人件費削減のリストラ」
など、自らの意思ではなく会社の事情で退職を余儀なくされることです。
会社都合の場合は、ハローワークで手続き後、約1ヶ月で基本手当が支給されるのに対して、
自己都合の場合は、3ヶ月の給付制限期間というものがあるので、実際に基本手当が支給されるのは、4ヶ月後になってしまいます。
こういったルールを、退職後にハローワークで説明を受けて知ったのでは、時すでに遅しです。
例えば、社会人1年目でも「あと2ヶ月で入社して1年」となれば、
基本手当がもらえる…
それまではなんとか頑張ろうかな…
と計画を立てられますよね。
社会人1年目の退職は、自己都合の場合が多いとは思いますが、会社都合の退職の場合は、雇用保険の給付条件が特例(1年間に6ヶ月以上の被保険者期間があれば可)となる場合もあります。
退職を考える時には退職時期に特に注意して、しっかり見極めるようにしましょう。
社会人1年目で退職を考える時は今後の展望を考えてから!

最後に考えておきたいのが、退職後の展望についてです。
退職後の仕事探しを考える上では、退職を決めた段階で、「ある程度は次に起こす行動を決めておく」ということがとても重要になってきます。
「会社を辞めたし、しばらくゆっくりしようかな…」と少しの間のんびり、、、と考える気持ちも分かりますが、これは要注意です。
1週間程度であれば、それもリフレッシュになって良いかもしれません。
しかし、案外時間が過ぎるのは早いもので、1〜2ヶ月はあっという間に過ぎ去り、腰を上げて動き出すのがどんどん大変になっていきます。
退職から時間が経つほどに転職活動は難しくなりますし、雇用保険の基本手当が見込めないとなると、金銭的にも苦しくなります。
すでにお話したように、社会人1年目の転職は、「受け入れてくれる企業が少ない」「すぐに辞める人と見られる」というリスクがあります。
そのため、退職後になるべくすぐに転職できるように、今のうちから情報収集をして、転職活動自体をスタートさせておくことをおすすめします。
退職後スムーズに転職するために社会人1年目の転職に有益な情報を仕入れよう

この時に最も大事なことは、「いかに良い情報を仕入れることができるか」ということです。
良い情報をいうのは、
- 社会人1年目の転職で応募できる求人情報
- 求人企業の求める人材像や内情
- 経験が少ない中での有効な応募書類の書き方
- 転職面接でどんなことに注意したらいいのか
といったことにあたります。
これらの情報を仕入れるには、求人サイトで検索をしてみたり、企業研究をしていく必要がありますが、1人で全てをこなすのはなかなか難しいと感じるかもしれません。
そもそも、退職のことで頭が一杯でしょうから、なかなか次のことまで手が回らないかもしれません。
そんなときは、転職支援サービスに早めに登録しておきましょう。
転職支援サービスというのは、会員登録をすると、キャリアアドバイザーという肩書きを持つ担当者が、転職に関するアドバイスや求人紹介などのサポートを行なってくれるサービスのことです。

このキャリアアドバイザーに、まずは転職に関しての相談をしてみることをおすすめします。
社会人経験が少なくても応募できる求人を紹介してくれたり、紹介企業の求める人材像や内情を教えてくれますし、面接のアドバイスまでしてくれます。
「良い情報を仕入れる」という意味で、キャリアアドバイザーは欠かせない存在です。
ただし、20代の転職に力を入れている転職支援サービスを選んで利用してください。
20代の転職に協力的ではないサービスだと、不安や悩みが相談しにくいですし、第二新卒枠の求人が少ない場合もあり、十分にサポートを受けられないかもしれません。
ここだけは必ず注意して、転職支援サービスを選ぶようにしましょうね。
20代の転職に強い転職支援サービスとは!?
では、20代転職に強いのは、どんな転職支援サービスなのでしょうか?
おすすめできるのは、大手マイナビが運営している「マイナビジョブ20’s」です。

20代の転職者を専門的にサポートしているので、希望に合う転職先を探してもらいやすいですし、転職ノウハウもしっかりしています。
”20代専任”のキャリアアドバイザーに相談に乗ってもらえるので、転職の不安や悩みが相談しやすいのもおすすめできる理由です。
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- 関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
- 愛知
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- 三重
- 大阪
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- 兵庫
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- 滋賀
となっていますから、上記のエリアで転職するなら必ず登録しておきたいサービスです。
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マイナビジョブ20’sの対応地域以外で転職するのであれば、リクルートが運営している「リクルートエージェント」を使いましょう。
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「会社を辞める」というのは、社会人経験が何年あっても大変ではありますが、より良い自分になるための通過点だと信じて、がんばってみてください。
ここを乗り切ることができれば、必ず一回り成長できるはずです。

転職を成功させるには、20代に強いエージェントサービスを使うことが大切です。
- 20代を求める企業が集まっているので転職しやすい
- 20代転職のコツを教えてもらえる
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