
「仕事が向いてないから転職するとき、転職理由はどうしたらいいんだろう…」
こんなふうに悩んでいませんか?
この記事では、そんなときの転職理由の考え方についてお話ししますね。
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転職理由は採否を左右する重要なポイント。「向いてないから転職する」はNG!
仕事が向いてないから転職活動をしているけど、
転職理由はどうしたらいいんだろう!?
転職するとき、悩みの種になるのが「転職理由」ではないでしょうか?
前向きな理由で転職をする場合は、そのまま伝えて差し支えないことが多いですが、現職に不満があって転職をする場合、その理由をそのまま伝えにくいことがほとんどです。
当然ですが、「仕事に向いてない」というのは、好印象を与えられない転職理由です。
転職理由は、採否を左右する重要なポイントなだけに失敗したくありませんよね。
そんなわけでここからは、仕事に向いてないから転職するとき、どんな転職理由を採用担当者や面接官に伝えたら好印象なのか、お話ししていきます。
転職理由に正解はありませんが、「これは悪い印象を与える可能性大!」という理由はいくつかあるので、それらについてもお伝えしますね。
「仕事に向いてないから転職する=キャリアチェンジしたい」に言いかえるのがポイント
実は、「仕事に向いてないから」という転職理由は、割りと簡単に前向きに言いかえることができます。
前職(現職)に向いてないということは、多くの人は別な業界や職種の仕事を探して転職をするはずです。
つまり、キャリアチェンジをしたいと思っている人が多いのではないでしょうか。
「仕事に向いてないから」だと後ろ向きなイメージを抱いてしまいますが、「キャリアチェンジがしたいから」だと、一転して前向きなイメージを与えることができます。
もちろん、「どうしてこれまでの仕事を辞めてキャリアチェンジしたいのか」その理由を考える必要はありますが、転職理由をキャリアチェンジに設定することで
成長意欲がある
チャレンジ精神がある
という人物像をアピールすることが可能になります。
ですからまずは、「仕事に向いてないから転職したい」⇒「キャリアチェンジがしたいから転職したい」という方向に考え方を変えてみてください。
これが、もっとも自然な形で転職理由を前向きにする方法と言えます。
仕事に向いてない理由が「仕事内容以外にある場合」の考え方
ただし、仕事に向いてないから転職したい理由が、仕事内容ではなく「人間関係」「社風」などに関連している場合、転職でキャリアチェンジしない人もいるはずです。
分かりやすく言えば、「事務職⇒営業職」の転職はキャリアチェンジですが、「事務職⇒事務職」は、職場を変えるという意味合いが一層強くなります。
人間関係を変えたかった
社風が自分には合わなかった
上司の考え方についていけなかった
なども、たとえそれがホンネだったとしても、転職理由としては避けたほうが無難と言えます。
では、こんな場合はどうしたらいいのかというと、「前職(現職)の環境ではどうしても叶えられない仕事上のことが、転職先では叶えられるから転職したい」というキャリアアップやスキルアップを感じさせる理由が理想です。
「仕事に向いてないから転職したい」は転職理由としてはNGですが、視点を変えることで前向きに言いかえることはできるので、ぜひ参考にしてくださいね。
「仕事に向いてない」だけじゃない!採用担当者に悪い印象を与えてしまう転職理由とは
ここからは、採用担当者に悪い印象を与える可能性が高いNG転職理由をまとめてみたので、チェックしてみてください。
前向きでも漠然とした転職理由はNG
「御社の考え方に感銘を受けた」
「以前から人に喜んでもらえる仕事がしたかった」
「この仕事なら成果が出せると思う」
など、あまりにもありきたりで漠然とした転職理由は、いくら前向きでもNGです。
逆に採用担当者が
そもそもなぜ、うちに入社したいと思っているんだろう?
どこでもいいんじゃないの?
と疑問をもつ結果になってしまいます。
これからがんばりたい・教えてほしいという転職理由はNG
何も分からないが、入社したらとにかくがんばりたい
御社のやりかたを勉強したい、教えてほしい
これは転職理由というより自己PRの部類に入りますが、「がんばりたい・教えてください」という意気込みばかりを伝えるのはNGです。
もちろん、転職理由がきちんとしている上で、がんばりたいと熱意を表わすのはOKです。
また、「スキルに不安があるため入社後に勉強させてください」というのは、採用担当者に「そんな都合の良い話はないよ…」と不信感を与える結果になるかもしれません。
仕事意外の自分の都合を転職理由にするのはNG
通勤がスムーズで会社に通いやすい
この街で働いてみたかった
御社のブランドや製品、サービスが好きだから
などの、仕事内容に直接は関係がない自分の都合を転職理由とするのは避けたほうが良いですね。
採用担当者は、転職者のメリットではなく会社のメリットになることを評価します。
御社のブランドや製品、サービスが好きというのは、アピールしたくなるポイントですし、決して間違いではありませんが、「どこがどう好きで、それが業務とどう関係しているのか」を語れるくらいにしておく必要があります。
転職したら、ブランドや製品、サービスが好きなだけではやっていけないので、一歩踏み込んで考えてみるといいですよ。
仕事が向いてないから転職するときの『転職理由の考え方』まとめ
いかがでしたでしょうか?
仕事に向いてないから転職するときの『転職理由の考え方』についてお話ししてきました。
仕事に向いてないから転職する=キャリアチェンジしたいに言いかえる
キャリアアップやスキルアップを感じさせる転職理由に変換する
この2つのポイントを頭に入れておくと、転職理由を前向きに考えやすくなるはずです。
また、仕事が向いてないと感じて会社を辞めたいときにどう行動したらいいのか、を以下の記事にまとめています。
合わせて参考にしていただけると嬉しいです。

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