
転職に必要なのは、経験や業務能力だけじゃないと知っていますか?
この記事では、転職に必要なヒューマンスキルについてお話しします。
第二新卒転職ではとくに大切なスキルなので、参考になれば嬉しいです!
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企業は基本的なヒューマンスキルを備えた人材を欲しがっている
「この応募者はウチに欲しい!」と会社に思われるのは、なにも
- 「誰にも負けないスキルを持っている」
- 「特別な資格を持っている」
そんな人だけではないって知っていますか?
「ヒューマンスキル」と言われる、仕事をするのに欠かせない「基本的・基礎的な能力」。これをしっかり備えた人を会社は欲しいのです。
いくら優れた資格やスキルを持っていても、仕事の基礎的な能力が不足しているとどうでしょう。
その優れたスキルを使いこなす前に、「使えない人材」としての評価を受けてしまいます。
そのため、転職活動ではヒューマンスキルのような基礎的な能力をしっかりアピールしましょう!
この記事では、
- 「ヒューマンスキルについて」
- 「自分のヒューマンスキルの分析方法について」
詳しくお話しています。
あなたの転職活動に、是非お役立てください!
ヒューマンスキルをアピールできれば企業の「欲しい人材」に近づける

第二新卒の転職者にとっては、ヒューマンスキルのアピールはとても重要です。
なぜかというと、社会人生活がまだ短いため、「特別なスキル」や「豊富な経験」が不足しがちで、それらをアピールしようにも上手くいかないからです。
そのため、ヒューマンスキルのような「仕事の基礎的な能力」を、しっかり面接官や採用担当者に伝えることは、採用選考で大きな意味を持ちます。
第二新卒者を積極的に受け入れようとしている企業は、極端に言えば「特別なスキル・経験」を最初から期待していません。
その代わり、
- モチベーションや意欲が高いか
- 新鮮さがあるか
- 最低限のビジネスマナーがあるか
この辺を重要な選考ポイントにする可能性が高いです。(そうでなければ、第二新卒者を採用しようとは思わないので。)
これらにプラスして、ヒューマンスキル「基礎的な仕事力」をアピールできれば、あなたは企業に「欲しい人材だ!」と思われるわけです。
ヒューマンスキルの3つの能力とは!?

ところで、ヒューマンスキルというのは具体的にはどういうものなのでしょうか。
仕事の基礎的な能力というのは「コミュニケーション力」「リーダーシップ力」「調整力」などの対人スキル、課題に対するスキル、仕事へのチャレンジ性、自主性、協調性、など分類の仕方はさまざまです。
しかし、主には
- 「対人能力」
- 「課題対応能力」
- 「意識・姿勢」
の3つに分けることができます。
これらの能力が自分には備わっているのか?何が得意で何が足りないのか?まずは、分析してみるといいですよ。
①対人能力を分析してみる

コミュニケーション力はありますか?
あなたにはこんな隠れた能力はありませんか?
- 相手の話しを相槌を打ちながら、最後まで聞くことができる
- 仕事の指示・依頼を受けたとき、メモする準備をして話を聞いている
- 自分のとったメモ、書類等が「分かりやすい」と評価されたことがある
- 書類を作る時は、見やすさを重視してグラフや図を使う
- 相手と会話中に質問をすると「いい質問だ」と言われることがある
どんな仕事も、相手があってこそ成立しているもの。
相手の話をしっかり理解し、自分の意見や意図したことを分かりやすく伝える能力をアピールしましょう。
調整力はありますか?
あなたにはこんな隠れた能力はありませんか?
- 報告・連絡・相談を毎日こまめに行うことを心がけている
- 連絡役を任されることが多い
- つながりが薄い社員や他部署とも、親しく接することを心がけている
- 自分の意見は周りに受け入れられやすい
自分の考えを相手に伝え、相手の協力を得たり、承認を得る力もビジネスでは重要です。
さまざまな立場、考え方を柔軟に理解し、ひとつにまとめ上げる力は会社の利益になります。しっかりアピールしていきましょう。
統率力はありますか?

あなたにはこんな隠れた能力はありませんか?
- 同僚や周囲の人によく相談を持ちかけられる
- 後輩社員の指導、リーダーを担当したなどの実績がある
- 運営・幹事などを任されることがよくある
周りの人たちを引っ張る力、人を指導してその人の能力を引き出す力は、リーダーとして重宝されます。
②課題対応能力を分析してみる

あなたにはこんな隠れた能力はありませんか?
- 新しいことは常にチェックして仕事に役立つことは周りにも広めている
- 仕事の方法を改善する提案をしたことがある、それが採用されたこともある
- 仕事の期限より一歩は前に完了させるように務めている
- 「すぐにやる」ということを心がけている
- 自分が任されたことは、最後までやり遂げる
より正確に、早く、便利に、課題を発見して改善しようと動ける力。
柔軟な発想で、これまでの方法に縛られることなく提案する力。
それを周囲に納得してもらう根拠や裏付けを説明できる力。
途中で投げ出さずに、課題・目標達成へと進んで行ける行動力。
これらは大きく評価されるポイントなので、積極的にアピールしましょう!
③意識・姿勢を分析してみる

あなたにはこんな隠れた能力はありませんか?
- 自ら進んで目標を設定、それを達成したことがある
- 前期よりも、良い成績を上げることを目標に努力した
- 自分が関わった仕事で同僚や上司が評価されたら一緒に喜べる
- 与えられた仕事をチームで取り組んでいくことに喜びを覚える
誰かの指示や指導を待つのではなく、自分の考えを積極的に仕事に取り込んで成果を出す力。
組織としてチーム力を大切にし、会社に貢献しようとする気持ち。
これらも会社にとってはプラスになるヒューマンスキルです。自分はどうなのか、一度分析してみましょう。
ヒューマンスキルは具体的に伝えることが大切!

自分が持っている「ヒューマンスキル」が把握できましたか?
このような基礎的な能力を面接官や採用担当者に伝えることは、大きなアピールとなりますが、実は、ひとつだけ注意が必要です。
それは、ヒューマンスキルと言っても、「人の話を聞くのが得意です」「チームで取り組むことが好きです」という、どこか漠然としたアピールだと評価はされないということです。
人の話を聞くのが得意であれば、それがどう役に立ったか、どんな実績を得たか、
具体的に伝えなくてはいけません。
チームで取り組むことが好きなら、どんな取り組みをして、どんな結果を残したか、
詳細を伝えてはじめて、評価の対象となります。
そのためには、
- 「周りからの評価」
- 「具体的なエピソード」
- 「数字が出た実績」
などを日頃から意識しておくことが大切です。
過去の出来事を思い出す時も、この辺を意識してみてください。
ヒューマンスキルという視点で、これまでの自分を振り返れば、新しい発見があるかもしれません。
そして、「ほしい!」と会社に思われる人材に近づけます。
スキル不足、経験が浅い、第二新卒の転職でも、ヒューマンスキルは十分にアピールできます。
また、第二新卒転職に不安があるなら、こちらの記事もお役に立てるかもしれません。
是非、参考にしてくださいね!

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