
「20代なのに3回目の転職…」
転職回数がマイナスにならないか不安ですよね。
この記事では、
「20代3回目の転職を成功させるコツ」
をお話しますね。
この記事の流れはこちら
20代で3回目の転職に不安を感じているあなたへ
転職回数でマイナスになるかも…
こんなふうに転職回数に対して不安を感じている人は多いかもしれません。
実際、転職を繰り返している人のイメージはお世辞にも良くはありませんよね。
しかし実は、転職回数が2回以上ある人を採用した実績がある企業は、80%以上にのぼるというデータもあるように、きちんと転職活動を進めれば転職は難しくはないのです。
参照元:リクナビNEXT http://next.rikunabi.com/01/tensyokureki/tensyokureki_01.html
20代で3回目の転職を成功させるにはどうしたらいいのか、次の3つのポイントを一緒に考えてみましょう。
- 20代で3回目の転職は採用担当者にどう映るかを知る
- 転職回数をマイナスにしないコツを知る
- 転職エージェントの賢い利用方法を知る
1つずつお話していきますね。
知っておきたい!20代3回目の転職は採用担当者にどう映る!?

まず大切なのは、「20代で3回目の転職」は、採用担当者にどう思われるのか現実を知ることです。
そこで参考にしてほしいのが、「転職回数は何回あると気になりますか?」と採用担当者の本音を調査した下記のデータです。
- 3回目 34.6%
- 4回目 30.8%
- 5回目以上 19.2%
- 気にしない 15.4%
参照元:workport https://www.workport.co.jp/recruit_data/detail04.html
見て分かるように、やはり3回目から気になると答えている採用担当者は35%近くで、転職回数3回はひとつの目安になっているようです。
なぜ3回目の転職は気になるのかというと、
- 継続して勤務ができない人
- 定着が難しい人
- 人間関係に問題がある人
- 我慢強さが足りない人
採用担当者の目には、このように映ってしまうんですね。
そして、とくに採用担当者が不安に感じるのが、3回の転職回数よりも「勤続年数の短さ」です。
20代で3回の転職ということは、仮に22歳で就職したとして29歳までの7年を単純に3で割ると、1社あたり2年弱しか勤続していないことになります。
一般的には、3年の経験があれば評価がしやすいと言われているので、「勤続年数が少ない=職務経験に不安が残る」と見なされてしまうというわけですね。
転職回数をマイナスにしないコツを知って20代3回目の転職に臨む

採用担当者の本音を知ると、
と不安になるかもしれませんが、先にお話したように複数の転職回数がある人を80%以上の企業が採用していることからも分かるように、きちんと対策をして転職に臨むことが大切です。
転職回数が多くても転職に成功している人はどんな対策を取っているのか、お話しますね。
なぜ転職回数が多いかをきちんと説明できる人が採用される

先ほど参考した「転職回数は何回あると気になりますか?」という採用担当者の本音を調査したデータでは、「転職回数を気にしない」という声も15.4%ありました。
転職回数を気にしない理由として挙がっているのが、
- 転職理由や退職理由がきちんとしたものなら問題ない
- 転職の目的がはっきりしていれば構わない
というものです。
ですから、20代で3回目の転職だからといって、回数ばかりに気を取られずに
- どうして転職をしてきたのか
- 今回の転職の目的は何か
をきちんと伝えようとする姿勢を持つことが転職成功を引き寄せます。
面接で転職回数を指摘されたときは、回数の多さは素直に認めて、「こんな理由・目的があるので、転職を考えています。」と転職をプラスに考えていることをアピールするのがおすすめです。
- 会社のせいで長く働けなかった
- 周りの環境が悪くて転職せざるを得なかった
というように、自分に非がないことをアピールするのは逆効果なので注意しましょうね。
転職回数に左右されない業界に絞って転職先を探すのもコツ

転職回数に不安があるときは、転職先の企業選びを「転職回数に左右されない業界」に絞るのもコツです。
それはどういう業界かというと、
- 人材が不足している業界
- 人材が流動的な業界
- 転職回数にこだわりがない業界
この3つですね。
時代背景によって変わってくるので一概には言えませんが、例えば「飲食やサービス業」「物流業界」などは、人材不足が叫ばれていたり、人の出入りが多い業界と言えます。
また、「IT企業」「外資系企業」などは、転職回数に固執しない傾向があるので、経験やスキルをうまくアピールすることがカギになりますね。
ただし、こうした業界に転職するときは企業の下調べをしっかりすることが大切。
最悪、ブラック企業に捕まってしまうこともあるので、慎重にリサーチをしましょうね。
企業のニーズを理解することが転職回数のマイナスをプラスにする

最後にもうひとつ大切にしてほしいのが、応募する企業にはどんなニーズがあるのかをきちんと理解して転職に臨むということです。
企業の採用担当者が最も関心があるのは
ということです。
企業が採用活動する裏には、「こんな人材を採用したい」というニーズが必ずあるので、そこに対して自分の経験やスキルをうまくアピールする必要があります。
例えば、応募企業には、
「既存営業を任せたいから、信頼度が高くて几帳面、仕事が丁寧な人材が欲しい…」
というニーズがあったとしたら、
- 信頼度をアピールできる経験はないか
- 丁寧な仕事が評価に結びついた実績はないか
などを考えて自己PRに活かす、という感じですね。
企業のニーズに沿って対策をしていけば、たとえ20代で3回目の転職でも、転職回数以上にそのアピールは採用担当者に響きます。
応募企業のニーズを深く知ることが、転職成功のカギと言えます。
20代で3回目の転職を成功させるには転職エージェントを賢く利用する

さて、転職回数が多くても転職を成功させるコツをお話してきました。
まとめると次の通りですね。
- なぜ転職回数が多いかをきちんと説明する
- 転職回数に左右されない業界に絞って転職先を探す
- 企業のニーズを理解してプラスに持っていく
しかし、「これをどうやって自分の転職活動に生かしたらいいんだろう…」と不安な人も多いはずです。
とくに、転職回数に左右されない業界を探したり、企業のニーズを理解するために深い情報収集をするには、ひとりで転職活動を進めてもなかなかうまくいきません。
これを解決するには、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談するのがおすすめです。
すでにご存知の方も多いかもしれませんが、転職エージェントというのは、会員になることで、
- 希望に沿った求人紹介
- 応募企業の内部情報提供
- 書類や面接のアドバイス
- 自己分析やキャリアカウンセリング
などをキャリアアドバイザーという担当者にサポートしてもらえるサービスのことです。
キャリアアドバイザーは、これまでサポート経験から転職ノウハウを蓄積しているので、不安を強みに変える方法を知っています。
ですから、転職回数が多いことをどう採用担当者に伝えればプラスになるか、どんな業界なら転職がしやすいか、などはキャリアアドバイザーにアドバイスを求めるのが最も確実なのです。
また、企業の採用担当者と繋がりを持って企業情報を集めているので、
- どんな人材を求めているか
- 詳しい仕事内容
- 残業や休日の状況
- 職場環境や人間関係
など、詳しい情報を教えてもらうことができます。
つまり、応募する企業のニーズもキャリアアドバイザーに聞いたほうが間違いがないというわけです。
また、20代の転職を専門的にサポートしている転職エージェントには、20代の人材を必要としている企業の求人がたくさん集まっているので、エージェント選びは「20代専門」のサービスに的を絞るのがおすすめです。
20代で3回目の転職を成功させるのにおすすめの転職エージェントは?
ちなみに、私がおすすめしたい転職エージェントは、
マイナビが運営している「マイナビジョブ20’s」というサービスです。

その名の通り、24歳から29歳までの20代転職者を専門にサポートしているサービスで、”20代専任”のキャリアアドバイザーが対応してくれます。
大手マイナビ直系のエージェントなので、求人数が多く、サービスも丁寧で安心して利用できるのもおすすめの理由です。
サービスの対象地域は、
- 関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
- 愛知
- 岐阜
- 三重
- 大阪
- 京都
- 兵庫
- 奈良
- 滋賀
となっていますから、上記のエリアで転職するなら真っ先に登録しておきたいエージェントです。
公式サイト:マイナビジョブ20’s
マイナビジョブ20’sの対応地域以外で転職するのであれば、リクルートが運営している「リクルートエージェント」を使いましょう。
業界最大手のサービスだけに、全国的に圧倒的な数の求人を揃えています。
20代や第二新卒向けの求人も見つかりやすいので、まずはここで情報を集めるのがおすすめです。
公式サイト:リクルートエージェント

転職を成功させるには、20代に強いエージェントサービスを使うことが大切です。
- 20代を求める企業が集まっているので転職しやすい
- 20代転職のコツを教えてもらえる
- 初転職、未経験職への転職にも対応してもらえる
こんなプラスがあるからです。
20代転職に強いエージェントを3社に絞ったので、チェックしてみてください。