
職務経歴書の書き方にも、
「受かる書き方・受からない書き方」があります。
この記事では、
受かる職務経歴書の書き方のコツ
をお伝えします。
職務経歴書は採否を左右する大切な書類です。
参考になれば嬉しいです!
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第二新卒の職務経歴書は採否を判断する『貴重な材料』
第二新卒で転職する人の大半は「職務経歴書を書くのが初めて」だと思います。
そんなあなたが考えることは、「通過しやすい職務経歴書を書くにはどうしたらいい?」ということではないでしょうか。
社会人経験が1年から3年未満の第二新卒転職は、職務経歴が浅いために書ける内容が少ないので、不安になりますよね。
とはいえ、職務経歴書は大切な書類。なぜなら、採用担当者や面接官があなたの採否を判断する「貴重な材料」と言えるからです。
では、採用担当者は職務経歴書から、どんなことを読み取ろうとしているのでしょうか。実は、それを理解することが「通過しやすい職務経歴書を書くための早道」なのです。
職務経歴書などの応募書類は「会ってみたい」と思わせるためのもの

まずは、「書類選考」について少しだけ考えておきたいことがあります。
書類選考は、直接顔を合わせて採否を判断されるわけではありません。
そのため、これまでの経験・持っているスキルなどが「機械的に評価される」と考える人もいるかもしれません。
たしかに、企業が設定している「経験やスキルの基準」「満たす条件」はありますが、それだけを頼りに書類選考の採否を判断しているわけではありません。
当たり前ですが、書類を見ているのは採用担当と言っても「人間」です。
企業が求める、経験やスキル・基準などの条件にプラスして
- 「この応募者は入社したら活躍しそう。。。会ってみたいな」
- 「この応募者はうちに合っているのでは。。。会ってみたいな」
このように「会ってみたい」と思わせることが大切です。
採用担当者に「あなたが転職先で活躍しているイメージ」を持ってもらえるような書き方を意識するのがとても重要です。
あなたの活躍をイメージしやすい職務経歴書にするために

では、あなたの活躍をイメージさせるには、どうやって職務経歴書を作成すればいいのでしょう?
それには、次に挙げる項目を職務経歴書に組み込んでみましょう。
採用担当者や面接官は、あなたのことは何も知りません。
具体的な話ができるほどに、あなたをイメージしやすくなるはずです。
- あなたの特性
- あなたの性格
- あなたが仕事で工夫したこと
- あなたの仕事への取り組み方・姿勢
- あなたが大事にしている価値観
- あなたのチームの中で立ち位置(役割)
- あなたが出した成果や評価
- あなたが出した数字には現れない成果や評価
これらの項目をヒントにして、具体的なあなたのエピソードを職務経歴書に組み込んでいきましょう。
「自分の働きぶり、自分らしさをわかりやすく伝える」これを意識しましょう。
これができれば、採用担当者や面接官は、あなたが自社で働く姿を想像しやすくなり、その結果、書類選考が通過しやすくなるのです。
しかし、気をつけておきたいこともいくつかあります。
あくまでも、応募企業にとって有益な内容(知りたいと思っているもの)を伝えるようにしなくてはいけません。
あなたの前職の社内だけ、あるいは業界だけでしか伝わらない内容だったり、まったく仕事とは関係のないものを具体的に分かりやすく伝えても、当然意味はありません。ここだけは気をつけてくださいね。
あなたの職務経歴書のエピソードは次の職場で再現可能?

また、あなたの活躍を面接官や採用担当者に想像させる「エピソード選び」には、ひとつ条件があります。
「次の機会にそれを再現することができるか?」
これを考えてみてください。
あなたが転職したとして、アピールした自分の活躍エピソードを、また同様に転職先で発揮できそうか、発揮して会社に貢献できそうか、を考えてみましょう。
いくら素晴らしい実績や評価を得た過去があっても、それをまた再現できなければ意味がありません。
例に取ると、
- 「偶然がきっかけで成績が上がった」
- 「上司の考えたことをそのまま行って評価を得た」
- 「知り合いに頼み込んで契約を伸ばした」
このようなものは、継続的には再現が不可能です。
あくまでも、自分の力で再現できるような「あなたの活躍を想像させるエピソード」を盛り込んでくださいね。
「自分が工夫をしたこと」「自分が考えた方法」などであることはもちろん、「次も再現可能か?」を見極めてからアピールを心がけましょう。
経験が少ない第二新卒者でも「持ち合わせているもの」はある!

冒頭でもお話したように、社会人1年から3年未満の第二新卒の転職では、そもそも実績が少ないことが多いはずです。
「活躍をイメージさせる実績がなにもない。。。」こうして悩む人もいるかもしれません。
しかし「あなたが最初から持ち合わせているもの」に焦点をあてれば「次の機会にも再現可能」なあなたの仕事ぶりはアピールできます。
先ほど挙げた中で
- あなたの特性
- あなたの性格
- あなたが仕事で工夫したこと
- あなたの仕事への取り組み方・姿勢
- あなたが大事にしている価値観
この部分にあたるものです。
これらは、あなたが意識せずに毎日行っている可能性が多い「あなたの強み」です。
見過ごされがちですが、一度しっかり分析してみましょう。
何かしら、仕事の中で活かされていることが実感できるはずです。
十分にあなたの活躍をイメージさせる、アピールポイントとして機能します。
第三者の意見も参考にしてアピールポイントを探そう!
いかがでしたか?
通過しやすい職務経歴書を書くポイントは、「採用担当者に自分の活躍を想像させ、会ってみたいと思わせること」。
自分が書いた職務経歴書を見直して、
- これを読んだ採用担当者や面接官はどう感じるか?
- この人に会ってみたいと思うか?
を考えてみてください。
きっと、今まで気づかなかった発見があるのではないでしょうか。
また、自分の性格や特性をはじめとする「もともと持ちあわせているもの」は、自分では気づかなかったり分からないこともあります。
人に言われて初めて気がついた、ということが結構多いものです。
そのため、第三者からアドバイスを受けることもおすすめ。転職エージェントを利用すれば、担当のキャリアアドバイザーが付くので「あなたのアピールポイント」に関する良い助言をもらえます。
管理人が転職した時も、転職エージェントに相談し「自分の強み」「職務経歴書への効果的な書き方」のアドバイスを受け、とても役立ちました。
まだ転職エージェントを利用していないなら、活用して転職活動を進めることをおすすめします。
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