
「慣れない転職活動、応募書類の書き方が不安…」
という人も多いはずです。
この記事では、
採用担当者は応募書類のどこをチェックしているか
についてお話ししますね。
この記事の流れはこちら
応募書類の各項目をどんな視点でチェックされているか意識することが大切!
履歴書、職務経歴書などの応募書類は、転職活動の成功に大きく影響します。
「採用担当者は、応募書類から何を読み取ろうとしているか」を知るのはとても大切なことなんです。
基本的な履歴書・職務経歴書の書き方は、20代でも30代でもそれほど変わりませんが、
- どんな人材が求められているのか
- 入社1年目から3年目の転職者には何が期待されるのか
をしっかり把握した上で書類を作成していきましょう。
また、「採用担当者は、各項目をどんな視点でチェックしているのか?」を知ることも、実はとても重要です。
それがそのまま、書類作成力のアップにつながるからです。
というわけでここからは、入社1年目から3年目転職の書類作成のコツをお話ししますね。
転職の履歴書は相手目線を意識して作成しよう!

やる気や注意力が無いと思われないために
最近は、手書き・パソコンどちらでも構わない流れになってきましたが、誤字や脱字だけは気をつけましょう。
誤字や脱字があると「注意力が無い」「やる気が無い」と判断されてしまうおそれがあります。
最初の印象は意外に大きいことを忘れずに
添付写真が採否の判断材料として使われるかどうかは、採用担当者次第です。
しかし、最初の印象を左右してしまうのは確かなので、きちんとしたものを用意しておくべきです。
- 「男性はネクタイを明るめの印象のものにする」
- 「女性は明るめの印象をあたえるメイクをする」
などの工夫をするのがおすすめです。
学歴に中退等がある場合は理由をまとめておく
学校を中退などしている場合は、理由を尋ねられることがあるので、前もって答えを準備しておくべきです。
学歴からは、以下のポイントも読み取ります。
- 「仕事への適性があるか」
- 「適応能力があるのか」
- 「会社に定着して働けるのか」
中退をはじめとするマイナスポイントがある場合は、理由を上手くまとめておきましょう。
職歴が応募する企業とどう関連するかも考えておく
職歴も学歴同様、「適性・定着力・適応能力」といったところを見ます。
採用担当者は、「この職歴から、自社ではどのような働きをしてくれるのだろう!?」と転職者の能力をチェックします。
企業が求めている人材像に適合した経験、スキルの有無は、採否に直結します。
ですから、自分の職歴と転職先との関連性をうまくアピールできるようにしておくことが大切ですね。
関連性のある資格は絶好のアピールポイント
資格の項目では、「転職者の能力」に加えて、最近資格を取得しているのであれば「向上意欲」があると判断します。
ただし、応募企業に関係が無い資格や、それぞれに関連性が感じられない資格をたくさん取っている場合は、逆にマイナスになることもあるので要注意。
基本的には、応募する会社と関連のある資格を記入したほうが無難です。
志望動機で自分をしっかり売り込む

志望動機の項目では、採用担当者は「この応募者のストロングポイントは何か?なぜうちに応募したのか?」ということが最も気になります。
- 「自分のアピールポイント」
- 「応募する企業ではこうしたい」
ということを明確に記入しましょう。
転職の職務経歴書を採用担当者はこう見る!

職務経歴書については、履歴書のように決まった形があるわけではないので、転職者が各自作成するのが一般的です。
とはいえ、記入する項目はだいたい決まっています。
項目別に、採用担当者はどんなチェックをしているのかを知っておきましょう。
【経歴の要約】
職務経歴書の頭に書かれることが多い項目です。
「これまでの経歴を応募する企業でどう活かせるのか?」をテーマに書くようにしましょう。
採用担当者は、応募者の経歴・経験が、求める人材像と合っているかをチェックします。
【勤務先・会社概要】
これまで勤務した会社の概要をまとめて記入する欄です。
この欄では、転職の回数、前職は関連性のある企業かどうかをチェックします。
職務内容を想像しやすいように、省略などはせずにきちんと記入してください。
【職務内容】【実績】【アピールポイント】

これまでの職務内容や実績、アピールポイントを記載する欄です。
応募者にどんなストロングポイントがあるか、求めるスキルや知識があるかを主にチェックします。
実績などから、スキルや知識の信頼性を見る場合もあります。
【資格】
保有する資格と概要を記入する欄です。
実務で活かせる資格はあるか、関連性のない資格ばかりをアピールしてはいないかを見ます。
【退職理由】
前職を退職した理由を記載する欄です。
どのような理由で退職をしたのか、自己都合なのか会社都合か、をチェックします。
理由がネガティブなものではないか、会社都合の場合は本人に責任はないかなども気になるところです。
【自己PR】
自由に自己アピールをする欄です。
- 文章が分かりやすく意図が伝わってくるか
- 自社の実務に関連する内容であるか
- きちんと自己分析ができているか
などをチェックします。
応募書類は自分が採用担当者になったつもりで見直す!

このように採用担当者は、履歴書や職務経歴書を通じて、応募者を様々な角度でチェックします。
仮に面接に自信があっても、応募書類が採用担当者に響かなければ面接のチャンスを得ることができません。
ですから、自分が採用担当者になったつもりで「この書類の応募者には会いたいと思えるか?」と自分に問いかけながら書類作成を進めてみてください。
シビアに応募書類をチェックすることが大切です。
しかし、はじめての転職は応募書類を作成するのも慣れないものです。
なかなか良いものが作れなかったり、そもそも転職活動自体が不安だと思います。
そんなときは、少しでも転職成功に近づくために、転職支援サービスを活用するのがおすすめです。
転職支援サービスというのは、
- 希望に沿った求人紹介
- 応募書類の書き方アドバイス
- 面接の対策
- 企業とのやり取り
などのサポートを、キャリアアドバイザーが無料で行なってくれるサービスのことです。
求人サイトとは違って、キャリアアドバイザーが直にサポートしてくれるので、とても参考になります。
とくに、第二新卒転職や20代転職に強いサービスに登録すれば、親身に話を聞いてもらえるので不安や悩みを相談しやすくおすすめです。
第二新卒や20代の転職に強い転職支援サービスとは!?
第二新卒や20代転職に強い転職支援サービスとしておすすめできるのは、マイナビが運営している「マイナビジョブ20’s」です。

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サービスの対象地域は、
- 関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
- 愛知
- 岐阜
- 三重
- 大阪
- 京都
- 兵庫
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- 滋賀
公式サイト:マイナビジョブ20’s
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転職を成功させるには、20代に強いエージェントサービスを使うことが大切です。
- 20代を求める企業が集まっているので転職しやすい
- 20代転職のコツを教えてもらえる
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こんなプラスがあるからです。
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