
職務経歴書にも受かりやすい書き方というものがあります。
この記事では、採用担当者にしっかり伝わる職務経歴書の書き方をお伝えしますね。
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職務経歴書の不安解決の鍵は「細かな洗い出し」と「勤続の意志」
社会人経験が少ない第二新卒の転職者にとって、
職務経歴書をどう書くかは「不安・悩み」のひとつですよね。
- 数ヶ月しか勤務してないのに、経歴って言っても。。
- 書くことが思い浮かばない・・・
- 学生時代のことやアルバイト経験を書いてもいいのかな・・
こんな風に悩んでませんか?
経験が少ないとはいえ、どんな経験を積んだのかは必ずチェックされます。
それに、新卒者と違う目で見られるのも確かです。
また、転職の書類選考を突破するためには、職務経歴書を魅力的なものにすることは欠かせないポイント。第二新卒の転職でも、そこは変わりません。
ではどうすれば、社会人経験が少ない第二新卒者でも、好印象な職務経歴書を作成できるのでしょう。
鍵になるのは「細かな洗い出し」と「勤続の意思」。
この記事では、職務経歴書を書く時に気をつけたい5つのポイントをご紹介します。
社会人3年以内の転職はその中身を魅力的に伝える必要がある!

きっと第二新卒のあなたは、勤続年数が短いことが1番のマイナスポイントだと思っているはずです。
たしかにそう見られることは多いですが、ようはその中身が重要なんです。
例えば、同じ新卒3年目の第二新卒者でも、「3年の間どんなことをしてきたか?」ここをどう伝えるかで、印象はガラリと変わるんです。
- 自分が担当した業務の中に応募企業に関連するものはないか
- 身につけた知識やスキルで使えそうなものはないか
- 勤務態度や高い意欲を評価された実績はないか
まずはこのあたりアピールできるネタがないか探ってみてください。
そして、あなたが取り組んだ業務をひとつずつ取り上げて、それを出来るだけ細かく分析することがおすすめです。
なぜかというと、単に経験などを羅列してある職務経験は、採用担当者には魅力的に映らないからです。
- 具体的な業務の内容
- 担当した範囲
- 取り組むにあたって心がけたこと
- 結果や実績
このあたりが記載してあると、何倍も興味をそそられます。自分のこれまでの経験や実績の「細かな洗い出し」はとても大切ですよ。
また、第二新卒者を採用する時に、採用担当者の不安要素になるのが「この応募者は続く人だろうか?」ということです。
とくに入社1年目の転職など、勤続期間が短期間であるほどにこの辺がネックになります。
とはいえ、過去の事実は変えられないので、「自分は勤続する意思がある」ということを職務経歴書でもしっかり伝えておきましょう。
社会人3年目までの職務経歴書。気をつけたい5つのポイント

それでは、上記で説明したことを踏まえつつ、職務経歴書を書く時に気をつけたい5つのポイントご紹介します。
1.実績に乏しい場合は研修や学生時代のアルバイト経験も視野にいれる
経験の少なさを悩んでいるなら、企業で受けた研修や学生時代のアルバイトで得た経験を伝えるのもひとつの方法です。
「ビジネスマナー」などの企業研修は、新卒者にはない強みとしてアピールできます。
いずれにしても、どんな内容でどんなことを得たかを具体的に伝えることは忘れないでください。
2.業務内容はできるだけ細かく伝えることを心がける

例えば「上司の補佐をした」という記載だけでは、どんなことを経験したのかが全くわかりません。
- どんな業務に携わったか
- 何を任されたか
- そこから何を得たか
細かく記載することで、あなたの勤務姿勢や経験値が採用担当者に伝わりやすくなります。
勤続年数が少ないときは、4月から6月はこれ、7月から10月はこれ、というように、
月日で区切って経験した具体的な業務を記載していくのもおすすめです。
3.業務内容に対応した実績・評価・成長を記載する
業務内容を詳しく記載したら、それに対応した実績や評価、自分が感じた成長などを伝えることで、業務経験への信ぴょう性が高まります。
例え短い勤務経験だとしても、「成長できる人材」という印象を与えるのに効果的です。
記載する場合は、業務内容と対照になるようにして分かりやすくしておくことが大切ですよ。
4.勤続する意思をしっかりと伝える
採用担当者の不安要素となり得る、
- 入社した会社を短期間で辞めたのはなぜか?
- またすぐに転職するのではないか?
などに対する理由は、予め記載しておきましょう。
納得してもらえる「退職理由・転職理由」を示すのと同時に、勤続していく意思を伝えるのも忘れないようにしてください。
5.転職先の業務に役立つ基礎知識・経験・スキル等はしっかりとアピールしておく

応募先企業での業務内容をリサーチして、そこで役立つ「基礎知識」「経験」「スキル」「姿勢」などは、必ずアピールしておきましょう。
ただ単に「◯◯の経験がある」ではなく、細かく具体的なエピソードを盛り込んで、あなたの働きぶりが想像できるように心がけましょう。
自分が工夫してきたこと、業務に取り組んだ姿勢などでも構いません。ここでも、どんな結果が出てか、客観的な評価を得たかを伝えるのも大事です。
職務経歴書に不安があるなら、転職エージェントに相談してみよう!
社会人経験の少ない第二新卒の転職者にとっては、職務経歴書は不安要素のひとつかもしれません。
しかし、自分の経験を細かく見直していくと、誰にでも自分だけの応募企業に伝えられるポイントがあるはずです。
職務経歴書を通して魅力的なプレゼンテーションができれば、自分をアピールできる大切な書類だということに気づくはずですから、上記の5つのポイントに注意して職務経歴書をもう一度ブラッシュアップしてみてください。
それでも職務経歴書に自信が持てないなら、転職エージェントのキャリアアドバイザーに応募書類の添削をしてもらうのがおすすめです。

転職エージェントに登録すれば、あなたをサポートするキャリアアドバイザーという担当者が、応募書類の添削などの転職サポートをしてくれます。
エージェントを利用する主な目的は、「求人を紹介してもらうこと」ですが、書類選考通過のノウハウを教えてもらえたり、強みやアピールポイントを掘り起こしてもらえます。
まだ登録が済んでいないなら、早めに登録を済ませて活用しましょう。転職活動にプラスになりますよ。
ただし、気をつけてほしいのが、20代転職に力を入れている転職エージェントを選ぶことです。
そうしないと、サポートを受けられなかったり、20代に有利な求人や第二新卒枠の求人を紹介してもらえない結果になってしまいますから注意してくださいね。
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20代の転職者を専門的にサポートしている転職支援サービスなので、第二新卒者にとても優しいサービスです。
転職活動の準備から内定を取るまで、親切丁寧にアドバイスしてくれるので安心です。
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- 関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)
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